いざという時の対処で、助かる可能性があります!地震の研究50年以上の山本地震対策研究所が地震対策をご提案

山本地震対策研究所

〒116-0001 東京都荒川区町屋5-9-2-502
 

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2016年8月29日

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Welcome to Yamamoto jisinntaisaku kennkyuusyo 

山本地震対策研究所 所長 山本惠一

所長 山本惠一 

プロフィル

所長 山本惠一
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1935年生まれ、東京都出身です。

地震の研究(地球物理学・地質学・建築構造学)を50年以上しています。

地震関連の経歴

1965年  山本地震対策研究所を開設 所長就任

JIS家庭用品 耐震強度の新規原案作成委員会委員

内閣府    地震災害軽減対策の委員会 委員

安全保証協会 理事  災害対策研究所  所長

全国家具工業連合会 地震対策専門委員等々歴任

現在に至る。

趣味 海外旅行・散歩・囲碁・パソコンで映画を制作・音楽鑑賞等々他 

皆さん日本は何故地震が多いのかご存知ですか?

(参考図A-1)
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今、地震活動は静穏期から活動期になっています。

21世紀の前半2050年まで世界中で巨大地震が発生する可能性が高くなっています。

皆さん日本は何故地震が多いのかご存知ですか?

その訳は、日本列島が4枚のプレートの境界線のところに有るためです。(参考図A-1)

日本列島の陸地面積は世界中の陸地面積の約1%ですが、世界中で起きる地震の10%は日本列島の周辺で起きています。

地球の表面は十数枚のプレートと呼ばれる板のような岩の層で覆われています。

そのプレートは、それぞれ年に数cm~数十cmずづ動いており、プレート同士の境目では、両プレートの押し合う力が発生し、この力によってプレート内部にひずみがたまります。

たまったひずみによりプレートは、傷ついたり、元の状態に戻ろうとします。その戻ろうとするとき、大地震が発生するわけです。

日本列島は北米プレートとユーラシアプレートの上にあり、そこに太平洋プレートとフィリピン海プレートが潜り込みひずみが蓄積され、境界線では繰り返し巨大地震が起きます。

このプレート境界線で起きる地震は、誰もが知っている2011年に起きた東日本大震災や、1923年の起きた10万人以上の犠牲者を出した関東大震災は、この種類の代表的な地震です。

そして、発生すれば最悪死者・行方不明者が32万3000人、経済的損失220兆円の被害が想定される南海トラフ連動地震もプレート境界線で起きる巨大地震です。(プレート境界線で起きる地震)

それから日本列島には解っているだけでも2000箇所の活断層が有ります。この活断層で起きる直下型地震による影響で、地震が多発します。

今年熊本県で発生した地震も直下型地震で活断層の影響によるものです。阪神淡路大震災や、新潟中越地震も直下型地震です。

このような直下型地震は日本列島に解っているだけでも2000箇所の活断層が有るため、何時どこで起きても不思議ではありません。その中でも大災害が想定されるのが過密都市の東京首都圏直下型地震です。(内陸直下型地震)

地震の種類を分けると、プレート境界線で起きる地震と活断層で起きる内陸直下型地震の2種類の地震が有ります。

日本は何故地震が多いのかは、以上2種類の地震が繰り返し起きるためです。

そして地震活動は、地震活動が少ない静穏期と地震活動の活発な活動期が有ります。

その地震活動は静穏期から活動期になっています。特に21世紀の前半2050年までが、要注意です。これから2050年頃にかけ世界中で巨大地震が発生する可能性が有ります。

特にこれから35年間位の間、日本列島の周辺で起きる地震です。心配される地震は、南海トラフ連動巨大地震と東京首都圏直下型地震だけでなく、千葉県東方沖や三陸沖から十勝沖地震も、更に中央構造線も気になり、内陸直下型地震に至っては何時どこで地震が起きても不思議ではない状況です。

従って、早急に地震対策と日頃の心構えを考え、実行しないと被害は防ぐ事は出来ません。

備えあれば憂いなし!

先ずは、自分自身の生命財産は自分で守る!自助努力が必要です。

 

地震の予知について!

(参考図A-2)
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現在、地震の研究は進んでいますが、しかし地震の予知までは残念ながら出来ません。

現段階では、今後30年以内に震度6以上の揺れに見舞われる確率で濃い部分は確率が高く、薄いほど確率が低い事になります。(参考図A-2)

この図で、南海トラフ連動地震が予測される地域や首都圏直下型地震の危険性が高いところは濃くなっていますが、今年起きた熊本県地震の地域は薄く確率は8%と低い場所でした。

 

このハザードマップは、プレート境界線で起きる巨大地震の予測は可能ですが、内陸直下型地震の予測は難しく、しかも2000箇所も有る活断層が何時動くか把握する事は困難です。

しかし、ひずみの蓄積が高い活断層は、どこかで地震が発生すると、それに誘発され大きな地震が起きます。2000箇所の活断層はそれぞれ動く間隔も千年から数千年、場所によっては数万年に一度と言うものです。従ってその動きの時期を予測するのは非常に難しい事です。

プレート境界線で起きる巨大地震は、100年~250年ほどの間隔で地震が発生し、過去の地震の記録も有り、更に観測体制も進んでいますので、予測が可能です。

 

南海トラフのひずみ

(参考図A-3)
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全ての地震の予知は難しいが、プレート境界線で起きる巨大地震の予測は出来ますが、重要な事は早急に対策を行い被害の軽減・減災に努力すべきです。

南海トラフの、ひずみの詳細な分布が、海上保安庁の海底観測で初めて明らかになりました。

 

このことは英科学誌ネイチャー電子版に5月24日、論文が掲載されました。

 

この詳細から、沖合のトラフ沿いに大きなひずみ。

このことから今迄に想定された津波より大きくなる、そしてM9を超え、今迄起きた事のないM10の可能性も考えられる。

既に政府が発表した、驚愕の被害想定「死者32万3000人」経済的損失は220兆円とも言われています。日本の国家予算の約2年分以上に相当します。

 

この数字を超えるような恐ろしい事を想定しないと、

想定外でしたと云うだけでは済まないと思います。

 

国家・国民がその被害を最小限度にするよう、早急に対策を行い被害の軽減・減災に努力すべきです。

大災害の際、自助・共助・公助の連携が重要です。

しかし大災害になると公助はあてに出来ない、従って自分自身で守らないと誰も助けてくれない。先ずは自助努力で自分自身が助からないと、他に大切な人を助けたくても出来なくなる。

そして災害の拡大を防ぐには、個人の自助だけでは無理で、地域の防災対策・共助が必要です。

過去の大災害・関東大震災で共助によって助かった例を紹介します。

大正12年(1923)9月1日午前11時58分。関東全域を襲った大地震により、東京下町はほぼ全滅。その決定的な要因は地震後に発生した火災による被害でした。焼失戸23万642戸、10万人規模の死者を生じさせた大火災。

逃げ惑う住民達。しかし、その中で必死に消防活動に努め、外神田の一角と、和泉町と平河町とには一戸の焼失家屋も出さず、佐久間町松永町の残存家屋を併せて、1630余戸の大区域を残存した偉大な功績が功績が残されています。

これこそ地域社会の共助の成果と言えます。その教訓を生かし自助・共助の体制をつくりましょう。

共助の重要性は皆様理解できると思います。しかし、今心配されるのは、その共助が大災害にの時出来るかが気がかりです。

最近、隣近所の関係が希薄になり、果たしていざと云うとき助け合いが出来るか心配です。日頃よりお互いの付き合いがないと非常時の助け合いの共助が機能しないと思われます。

向三軒両隣、ご近所とのお付き合いの考え方については、防災対策上重要ですので、別の項目で解決策を考えたいと思います。

建物の耐震補強と家具類の固定

地震対策で最優先すべきこと!

大地震が起きた時、怪我をしない事が大切

地震対策の優先順位

  1. 家の耐震補強
  2. 家具類意を固定(転倒防止対策・落下防止対策)
  3. 食料・水・非常用トイレの備蓄
  4. 避難所の確認(津波の危険性・大火災の危険性)
  5. 避難が必要な地域の方は、非常用持ち出し袋準備

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南海トラフ連動地震が切迫? 気がかりな現象が・・・!

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地震の活動期になています、熊本県直下型地震の次はどこか?

熊本県で起きたような直下型地震は日本国中どこで起きても不思議ではない状況です。

 

何故ならば、日本列島にはわかっているだけでも、

2000箇所の活断層が有ります。

 

今最も心配される地震は、南海トラフ連動超巨大地震です。

 

この地震が何時起きるかですが、少々気がかりな現象が出でいます。それは熊本地震の後、

日向灘沖に非常に周期の長い地震波が調査によって発見されました。それはプレートの境界の固着している部分が、ゆっくり動くスロースリップしていること解りました。

これが南海トラフ連動地震を誘発するのではないかと心配されています。

 

東日本大震災の時、宮城県沖の震源域の隣で前震だったと後から判明し現象が、

固着部分のスリップが本震の前に起きていたことが分かりました。

この日向灘沖のスロースリップが、南海トラフ連動地震の引き金と断定はできませんが、

もしそうだとすれば、かなり切迫していると考えられます。

その事が正しいか否かより、大切な事は何時起きても大丈夫と対策を急ぐことが重要です。

津波の危険性が有る場所は、大地震が起きたら指示がなくても避難すること。 

東京首都圏直下型地震で最も恐ろしい事は、
地震火災が多発し、もし消火に失敗すると
大火災になり火災旋風が起きる可能性が高い!

 

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過密都市の東京で直下型地震が起きると、最も心配なのが、地震火災です。

多発する地震火災の消火に失敗すると、大火災になります。

それが各所で起きると大変です。火災によって上昇気流が発生し、そこに回りから風が入り更に火災が拡大し火災旋風が起きます。

 

 

大火災の上昇気流と、大都会の東京は高層ビル・超高層ビルによるビル風で、

更に大きな火災旋風が起きる可能性が高くなります。

 

もし、消火に失敗し火災旋風が起きたら、人間の力では対処できなくなります。

1000度を超す火の竜巻、風速50m以上です、

こうなったら例え自衛隊でも消火は無理になります。

 

火災旋風は津波より恐ろしいです。津波は40m以上の高台に避難すれば助かりますが、

火災旋風が多発すると安全な避難場所が無くなります。

 

1923年に起きた関東大震災では、火災で焼死した犠牲者が全体の87%でした。

 

東京の墨田区にあった被服廠(ひふくしょう)の跡地の空き地に、

避難していた約40,000人が火災旋風により一瞬で焼死した、言われています。

 

 

東京直下型地震で犠牲者を少なくするには、消火活動を徹底するしか、

助かる手段は無いと云えます。

 

隣近所の助け合い共助で、地域全体を火災から守る事が最も重要で、

しかも、それしか助かる方法がないと云っても過言ではありません。

 

しかし、現在は地域の人と人の繋がりが希薄になり、

このままでは防災対策の限界を感じ、焼死する犠牲者が最悪の場合、

関東大震災の犠牲者以上になるかも知れません。

 

大災害から命を守る方法は、住民全員が率先して自主防災組織参加することです。

 

それには自主防災組織の結成と住民一人一人が、

大災害から助かる方法として理解しなければ困難が有ります。

 

地震活動が活動期になり、これから2050年頃まで大地震が続きます。

 

地震大国の日本に住む以上は、地震から逃れる事は出来ません。

 

そんなの関係ないしー! 

面白い事をやっていたい。

 

無関心でいる人が多ければ、首都東京は大災害で悲惨な事になります。

 

災害を拡大させない、被害を防いだ例が有ります。関東大震災の時

大地震で逃げ惑う住民達。しかしその中で必死に消防に努め、神田佐久間町と和泉町と平河町は一戸の焼失家屋も出さず、1630戸全て焼失を逃れ偉大な功績を残しています。

 

東京の中心部に新たな活断層見つかる!

過去の東京直下地震と、東京周辺の活断層。

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新たに活断層見つかる!

場所はJR田端駅近くから南下し、東京大学付近を通過、文京区役所、東京ドーム付近を通り、飯田橋駅周辺から外濠沿いに進み四谷まで続く。

全長7kmの活断層が存在する可能性が有る。

付近には東京理科大学、法政大学、上智大学その先には迎賓館が有る。

もしこの活断層で地震が起きれば、日本の中枢を揺るがすと心配されている。

 

過去の東京直下地震と、東京周辺の活断層。

1855年安政江戸地震は江戸川の河口周辺で、M6,9~7,1だったと云われいる。

直下型地震としては、日本で最大の死者数約1万人と言われているが、それより多かったという説もある。直下型地震は被害の範囲は広くなくても、集中的な被害が出るのが特徴である。死者の数が明確でないのは、江戸の下町と、江戸城の外濠に囲まれたところは

各藩の屋敷が有り、そこにいた武家人口はひみつであったことと、更に死者の数は極秘事項で

不明確であったと云われています。

20km位の狭い範囲で約1万にの死者が出た大災害です。

 

しかし、現在の東京は超過密都市で、ここで直下型地震が起きれば、被害は比較できない程の

数になると考えられます。

 

早く防災計画を立て早急に防災対策を進めるべきです。

最も重要な事は住民全員が正しい知識を学び、率先して自主防災組織に入り助け合いの必要背

を認識しなければ、地域も自分自身の命を守ることも出来ません。

 

地震対策は建物の耐震化だけではありません。国民の意識改革もしないと大災害を防ぐ事は出

来ません。

日本は世界中の陸地面積の1%しかない小さな領土で、

M6以上の地震は世界で起きる数の20%が日本で起きています。

 

経済活動だけで日本を守る事は出来ません。

国は国家・国民を守るためにも防災対策を進めるべきです。

特に、地震の正しい知識・教育を小学校からやるべきです。

首都圏直下型地震や南海トラフ連動地震が発生すれば、最悪の場合犠牲者は40万人、

経済的損失は国家予算の4~5年分に相当する金額になるかも知れません。

防災対策も成長戦略に加えても良いと考えられます。

安全保障は戦争だけでなく、自然災害も含め国民の生命財産を守るように、

幅を広げるべきかと考えられます。

対策は遅れては効果は有りません。

しかし、国や自治体だけに頼るのではなく、

 

自分自身の生命財産は自分で守る。

それから隣近所の助け合いは地域を守るだけではなく、

 

結果的に自分の生命財産を守る事になります。

先ずは自助努力を、次に隣近所の助け合い共助をしっかりやれば、間に合います。

備えあれば憂いなし! 防災に力を入れましょう!

 

 

外出中に大地震が起きたら、どのように命を守りますか?
予備知識がなければ助かりません!

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通勤・通学・お買い物でお出かけの時、大地震になったら、どのように命を守りますか?

 

上から建物の外壁やガラスが大量に落ちてきます。

しかも、高いところからの落下で加速度が加わり

殺傷力が有り危険です。

 

近くに安全なビル等に避難しなければ助かりません。

とっさに安全な場所が見つかりますか?無理ですね!

ではどうすれば助かるか、答えが解りますか?瞬時に決めなければ危険です。

 

その為には日頃から、もしここで大地震に有ったら、

どこに避難するか調べてチェックして置く。

 

更に危険と思われるところは避けて通る。

どうしてもそこを利用しなければ目的地に行く事が出来なければ、

要所要所に避難できそうな強固なビルとかを探し事前にチェックし、

頭にしっかり記憶しておくことです。

 

その為には地震に備えて、予備知識を学んでおくべきです。

 

巨大地震が発生すると、皆様、日頃は想像も出来ないような恐ろしい事が起きます。

 

多分、多くの皆様は、楽しければそれで満足し地震については何の関心もない。

地震の話なんか聞きたくない、考えたくない!

 

そんなのウザイ!私には関係ない、聞きたくないよと!

 

と云っている方が非常に多く、大災害の際どうするのか心配です。

 

もし、スーパーで買い物をしている時、大地震が発生したら、

どのように身の安全をはかるか日頃から考えていますか?

 

多分誰も考えていないでしょう。

 

自分自身の命を守るため今日からでも間に合います。

 

是非、地震対策の正しい知識を学び、

至急安全対策を考え実行して下さい!

 

 

スーパーで買い物をしている時、大地震が発生したら、
あなたは、どのように身の安全確保しますか?

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お買い物でお出かけの時、大地震になったら、どのように命を守りますか?

 

もし、スーパーで買い物をしている時、大地震が発生したら・・・!

どのように身の安全をはかるか日頃から考えています

か? 多分誰も考えていないでしょう。

 

地震が起きたら出来るだけ高さの高い陳列棚から離れ、

安全な場所に速やかに移動し身の安全を守って下さい!

 

日頃から安全な場所は何処か、常に確認しておきましょう。

平常時から、安全な場所を探しておかないと,瞬時に判断行動は出来ません。

 

あまりものを置いていない場所、低い平陳列の場所が有ります。

 

避難移動の時はカートはそのままで自分の安全だけを考え、

速やかに移動しましょう。

 

自分自身の命を守るため今日からでも間に合います。

 

是非、地震対策の正しい知識を学び、

至急安全対策を考え実行して下さい!

 

 

津波の危険性が有る場所は、大地震が起きたら指示がなくても避難すること。

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プレート境界線で起きる地震は、必ず津波が発生します。

特に南海トラフ連動地震が発生すれば、30mを超す大津波が有ります。

 

従って、海抜40m~50m以上の高台に避難するように、日頃から訓練しておくことが大切です。

 

いろいろな事態を想定して、最低でも2~3か所は考え避難訓練をお勧めします。

大地震の場合何が起きるか分かりません。

 

場所によっては崖崩れが起き目的地に付けないことも考え、

複数の場所とコースを選んで訓練して置けば完璧です。

 

出来れば、地域の人達と相談し、必要なものを備蓄する小屋とトイレを、

作っておくと災害の際助かります。

《大都市》東京で大地震が発生すると、
いろいろな二次災害が心配です。

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人も物も巻き上げる火災旋風

大地震の大きな揺れの後、出火防止・初期消火が重要です。自分の家から火災を出さない事。

次に隣近所の助け合い共助で、地域全体を火災から守る事。

 

それには自主防災組織の結成と住民一人ひと

りが、大災害から助かる方法として理解しなければ困難が有ります。

 

大地震で起きる地震火災の危険性は、同時にいろいろなところで火災が発生し

ます。

 

平常時は消防署から数台の消防車が出動し消火活動が出来ますが、大地震の

時に同時多発する火災には消防だけでは対応しきれません。

 

しかも、大地震で道路を倒壊した建物で塞がれ、目的地にたどり着けないよう

な状況も考えられます。

 

更に、車の渋滞と、避難しようとする多くの人並みに、阻まれ消防自動車も救

助をする緊急車両も動けなくなり、その間に火災が拡大します。

 

 

もし火災の拡大防止が出来ないと、大火災になり火災による上昇気流が起き、次に起きる事は火災旋風です。

 

つまり1000度の「火の竜巻」風速60m以上の威力で襲いかかる、

火災旋風が最も恐ろしい事です。

 

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関東大震災の時、町の人が一致協力し防火に努めた偉大な功績を紹介します。

(写真A-24)
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関東大震災では、犠牲者10万5千人の87%が焼死とされています。そして東京の下町はほぼ全滅。

その中で関東大震災の奇跡と呼ばれる、神田佐久間町と和泉町の共助について紹介します。

 

大地震で逃げ惑う住民達。しかしその中で必死に消防に努め、神田佐久間町と和泉町と平河町は一戸の焼失家屋も出さず、1630戸全て焼失を逃れ偉大な功績を残しています。

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地域防災訓練をすることは重要です。
災害の際大いに役立ちます!

(写真A-24)
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我が町の防災訓練

地域の防災対策として町会ごとに年2~3回は防災訓練をした方が良いと云えます。

 

少なくても最低でも年1回は訓練を行い、

バケツリレー・消火器の使い方・

消火ポンプの使い方等々の消火方法

について住民の誰でも消火が出来るように

繰り返しやる事で、大地震でも災害の拡大防止に役立ちます。

 

このような事を確実に行えるように、

しっかりした自主防災組織を作る事が防災対策の第一歩です。

何よりもお互いの意思の疎通が最も大切です。

そして防災訓練は他人の為ではなく、結果的に自分自身の為になるわけです。

仕方なく参加するのではなく、積極的に参加し防災効果がでれば自分自身の

生命財産を守る事につながります。

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防災は生き抜くことが基本です。
巨大地震から生命財産を守る方法は、自主防災組織を作り地域住民が
全て参加し、防災に関する正しい知識を持つ事から!

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(写真A-24)
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防災は生き抜くことが基本です。

その為には、地域住民の連帯が無ければ困難です。

地域住民の一人ひとりが理解しなければ、災害から命を守る事が出来ません。

このことを住民一人一人に知らせる事から始めます。

 

 

巨大地震から命を守るには、率先して自主防災組織に入り、住民全員が防災に対する正しい知識を もち、住民との連帯がなければ生き残る事は困難である事を、徹底して学ぶことが重要です。

もし、そんなの参加したくない、私には関係ないと無視をすれば、悲惨な事になるでしょう。

巨大地震が発生すれば、皆様が想像できないような恐ろしい事になるのは間違えありません。

自分や家族の命と財産を守るには、好むと好まざると関係なく、切迫している巨大地震に対する対策として、率先して地域自主防災組織に参加し正しい知識と訓練をすることで助かり、そして経済的損失も少なくする事が出来ます。

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軟弱地盤では揺れも大きく、更に液状化が最も恐ろしい!

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軟弱地盤では地震の揺れも大きく、更に地表面から水が噴き出し、マンホールが地上に浮き出し、建物が傾く液状化が最も恐ろしい現象です。

 

 

 

東日本大震災の時、浦安市で多く液状化が起きました。

液状化は埋立地、河川の扇状地などで多く見られます。

 

1964年の新潟地震では鉄筋コンクリート造りの県営アパートが横倒しに!

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1964年の新潟地震では、この液状化で鉄筋コンクリート造りの県営アパートが傾いたり横倒しになりました。

 

更に出来たばかりの橋が、この液状化と側方流動で橋が落ちました。

 

軟弱地盤では、固い地盤に比べ地震の揺れも大きく、何よりも恐ろしい事が液状化です。

皆様のお住まいは、固い地盤か軟弱地盤か調べて、事前の対策をした方が良いと思います。

 

 

家具の転倒防止対策方法その1

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建物の天井或いは梁したと家具の間に

部材を入れ家具の転倒を防ぐ方法

市販の突っ張り棒のサイズが無い場合

 

ホームセンターで材料を購入し日曜大工で作れます。

震度7の揺れでも転倒しません!

市販の突っ張り棒でサイズが合う場合は更に簡単です。

しかも美観を損なうことも有りません。

部材を家具の色に合わせて、オイルステイン等の塗料で着色すればOKです。

 

大地震の時、怪我をしない命を守る事最優先に!

地震対策で間違った対策していませんか?(写真A-0)

 

詳しくはこちらをクリック

大地震が起きた時、怪我をしない事が大切

(写真A-10)
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大地震が起きた時、怪我をしない事が大切です。

もし大怪我をしたら、その後の行動に大きく影響します。出火防止も初期消火も出来ません。しかも火災になっても逃げること出来ません。更に大地震が起きると津波も発生し避難しなければなりませんが、そんなとき怪我をしていたら致命的になります。

 

地震に備える対策は、絶対に怪我をしない身の安全対策が重要です

特に室内の安全対策が最も大切です。

その中でも最優先させなければいけないのが寝室です。

睡眠中は最も無防備の時です。

 

大地震ですと数秒で家具類の転倒や落下で下敷きになりますので、

家具類の転倒防止や落下防止を最優先して下さい。

 

地震対策で室内の安全対策は最も優先

(写真A-11)
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大地震が起きた時、一瞬で下敷きになります。

大きな揺れで、家具は数秒で倒れ、寝ている人を襲います。

特に熟睡中は目が覚めるまでに、下敷きになり即死か、瀕死の重傷になる可能性が有ります。

 

その中でも最優先させなければいけないのが寝室です。

睡眠中は最も無防備の時です。

大地震ですと数秒で家具類の転倒や落下で下敷きになりますので、家具類の転倒防止や落下防止を最優先して下さい。

 

もし、耐震対策をされていない家屋でも、家具類をL字金具等でしっかり固定すれば、仮に家屋が倒壊し場合でも家具によって生息可能な空間が出来ます。怪我がなければ脱出できます。

 

地震対策  家具類の転倒防止対策をするだけで、安全になります!

(写真A-12)
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既存の家具をL字金具等で固定した場合、

同じ振動実験でも家具は倒れません。

大きな揺れで、引き出しの一部は出ましたが、

家具は倒れず格段の安全性が得られます。

 

特に熟睡中は目が覚めるまでに、下敷きになり即死か、瀕死の重傷になる可能性が有ります。

家具類の転倒防止対策、最優先させなければいけないのが寝室です。

睡眠中は最も無防備の時です。

大地震ですと数秒で家具類の転倒や落下で下敷きになりますので、家具類の転倒防止や落下防止を最優先して下さい。

 

もし、耐震対策をされていない家屋でも、家具類をL字金具等でしっかり固定すれば、仮に家屋が倒壊した場合でも家具によって生息可能な空間が出来ます。怪我がなければ脱出できます。

 

意外と知られていない、
クラッシュ症候群(重要)

救出されたが数時間後に症状が急変し死亡した例が多数ありました。

(写真A-13)
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大きな地震で、家屋や家具の下敷きになり、救出されたのに助からない?

救出されたときは元気でも数時間後に急変し死んでしまう。

何故・・・?

これがクラッシュ症候群です。(別名クラッシュシンドローム・挫滅症候群)と呼ばれています。

 

このことが広く知られるようになったのは最近です。

1995年1月17日の阪神淡路大震災で、倒壊したがれきの下から救出され、良かったねと喜んでいたが数時間後に症状が急変し死亡した例が多数ありました。

これがクラッシュ症候群です。

しかし、この時は広く認知されておらず、概算の記録ですが、少なくても372人が発症し、そのうち50人が死亡。

これを契機に、日本ではクラッシュ症候群が認知されるようになり、災害医療のあり方も大きく変わりました。

クラッシュ症候群は、重いものに腰や腕、腿(もも)などが長時間挟まれ、その後圧迫から解放されたときの起こる。

筋肉が圧迫されると、筋肉細胞が壊死を起こす。そに伴い血中に毒性の高い物質が蓄積される。その後救助されると、圧迫されていた部分が解放されると、血液を通じて毒素が急激に全身に広がり、心臓の機能やその他の臓器にもダメージを受け、死に至る場合が多い。

救う方法は、救出後は出来るだけ早く人工透析することが必要です。しかし人工透析を出来る医療機関は少なく、多くの人命を助ける事は困難になる。

従って、大地震から命を守るには、事前の地震対策の重要性がお分かり頂けると思います。

更に、怪我をする人が多くなると、受け入れる医療機関には限界が有り、助けられる人も助けられなくなる。

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クラッシュ症候群対処方法(重要)

(写真A-14)
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長時間の下敷き状態はクラッシュ症候群を疑う

クラッシュ症候群は、救出された直後は、症状が特にないケースが多く、重症でもわかりにくいため、見落とされてしまう場合が多い。

もし、救出まで2時間以上経過している場合、その状況を説明し治療の優先順位を上げるよう要求!

以下に当てはまる場合は、クラッシュ症候群を疑った方がよい。

 

2時間以上にわたり腰、腕、腿などが、がれきの下敷き状態であった。

 

軽度の筋肉痛や手足のしびれ、脱力感などの症状がある。

 

尿に血が混じり、茶色の尿が出る。

 

尿の量が減る。

 

治療方法は、より早く透析へ!

災害医療の現場での応急対応は、点滴による水分補給や乳酸リンゲル液や酢酸リンゲル液を使って血液中の毒素を薄める。

しかし、救出後はできるだけ早く人工透析することが生きるための近道となる。

 

大災害で多くの重傷者がでると、治療も対応の限界を超え、全ての重傷者を助ける事は出来なくなる。

 

 

地震対策で最も重要な事は、怪我をしない対策と心構えが必要です。

備えあれば憂いなし!

地震を正しく知り、正しい対策を一刻も早くするべきです。

 

家具類の転倒落下防止は強度を考え、家具と家屋の柱や信頼できる壁に、
L字金具等で固定する方法が、確実です。
但し大きな力に耐えられる強度が必要です。

(参考図A-15)
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耐震構造の建物でも、それだけでは安心できません。

家屋は地震の揺れに耐えられ倒壊はしなくても、

室内の安全対策の為、家具類の転倒防止対策をしな

ければ安全とは言えません。

建物の耐震対策と併せて室内の安全対策も行いましょう。

 

地震対策を急ぐ!

建物の耐震対策

室内の安全対策(家具類の転倒防止・落下防止)

地震対策を急がないと、多くの犠牲者がでます。

もし、耐震対策をされていない家屋でも、家具類をL字金具等でしっかり固定すれば、仮に家屋が倒壊し場合でも家具によって生息可能な空間が出来ます。怪我がなければ脱出できます。

 

巨大地震に備え、1週間分の食料の備蓄が必要。

(参考図A-16)
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南海トラフ連動地震等の巨大地震対策の最終報告によると、家庭で1週間以上の水や食料品の備蓄が必要とされています。

但し、備蓄用としてしまい込むと、いざと云うとき消費期限が切れていたりしますので注意!

 

ではどうするか?

 

日常使っている食材で、常温で日持ちする食品を常に用意し使った分は補充する。しかも簡単に調理できるものを備蓄する。そして消費期限が切れないよう、先入れ先出し法を活用する。

 

また、普段食べているものが良いのは、飽きないし健康維持にも良いと考えられる。

簡単に食べられるものとしては、缶詰、インスタントラーメン、パスタ類、基本調味料、乾物、根菜類など、何時も家にある日持ちする食材を通常より多めに用意すれば良いと思います。

 

巨大地震に備え、非常用トイレの準備!

(参考図A-17)
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水を使わない、凝固剤タイプのものが市販されているので、少々多めに用意することをお勧めします。

上下水道の復旧が遅れる可能性があるので、それを見込んで多めに用意する。

食べる事と同じように排泄は重要です。

 

 

 

1984年大成建設株式会社 技術研究所の三軸振動台で実証実験
各種観測データも記録・分析  《室内の安全対策の実証実験》   
耐震実験の写真
当時世界初の実証実験です。 山本地震対策研究所

耐震家具の実験

リビングの実験準備

寝室の実験

リビングの実験 未対策

和室 耐震家具の実験

寝室の実験下敷きの瞬間

リビングの実験 未対策

和室 耐震家具の実験

寝室の実験下敷きの瞬間

リビングの実験 
家具の転倒防止対策後

和室 耐震家具の実験

語寝室の実験
家具の転倒防止対策後

家具が倒れてくる

BED  ROOM

洋室 耐震家具の実験

転倒防止突っ張り棒
 


 

L型金具

転倒防止
 

大地震の後は靴と軍手は必要
 

ガラスや食器類の破片が危険

ねじの強度と使い方
 


 

私の使っているパソコン

LIVING 
 

高層・超高層の建物は
揺れが増幅される
 

私の使っているパソコン

外出中に大地震が発生したらどうしますか?

もし、高層ビル街を歩いている時時大きな揺れに襲われたらどうしますか?スーパー等でお買い物中に大地震が発生したら、あなたはどのようにして自分自身の命を守りますか?日頃から地震対策について考えていますか。

地震対策についての質問

当社に寄せられる、ご質問やご相談をQ&A形式でまとめています。

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研究所長紹介

所長 山本惠一 ご挨拶

自然災害の中でも、地震は何の前振りも無く突然、発生し甚大な被害を受ける恐ろしい災害です。
ただ恐れるだけではなく、
正しい知識と正しい対策をすることで災害の拡大を防止し、結果的に私達の生命・財産を守る事が出来ます。

地震対策で最も重要な事は、自分自身の命は自分で守り、更に隣近所の助け合いが大切です。
つまり、自助努力と隣近所更に地域社会の助け合い共助が機能することで、災害の拡大を防ぎ、結果的に自分自身の生命財産を守る事が出来ます。
もし、お互いの助け合い共助が機能しないと、せっかく自分の命を守っても、大災害に巻き込まれ、自分自身と家族の命も大災害に飲み込まれてしまう恐れが有ります。
従って、地震対策で共助の力は重要です。
防災上、日頃より必要最小限度、隣近所の関係を重視しないと、大災害の時に自分と家族の生命財産を守る事が出来なくなります。
防災対策上、上手な隣近所の付き合い方を考えるべきです。
お互いに必要以上深く干渉しないで、日頃のあいさつ程度は大切です。そして一年に2度くらいは防災訓練の打ち合わせは絶対必要です。
協力し合う事は、結果的に自分の為であることを、各自自覚することです。


大災害の時、消防も警察も自衛隊もすぐ機能しません。

阪神淡路大震災の時、助けた人たちはご近所の人々が約80%でした。

消防や自衛隊の救助を待っていても助かりません。

巨大地震から助かるには、家の耐震補強と家具の固定、そしてご近所の共助の力です。

所長ごあいさつ